行雲流水

趣味の関連など。かきたいことをかきたいときに

都築圭と水 04. 循環

本記事は2020年12月20日にOnline SideM学会にて私が発表させていただいた内容をまとめなおしたものになります。モバイル版アイドルマスター SideM イベントストーリーやカードセリフ等のネタバレを多分に含む内容となりますことをご留意ください。

 

01. 導入 [ https://rohdea68.hatenablog.com/entry/2020/12/23/213642 ]

02. 雨  [ https://rohdea68.hatenablog.com/entry/2020/12/23/234015 ]

03. 海  [ https://rohdea68.hatenablog.com/entry/2020/12/24/230047 ]

 

 

 本記事では、Altessimo の新曲と循環について取り上げます。

 

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 これまでの発表まとめでは、都築圭と雨、そして海について取り上げてきました。

 本記事では、初めに来る2021年1月6日 にリリースを予定しているAltessimo の新曲について少し触れたいと思います。ちなみにOnlineSideM学会の2週間ほど経った頃にはすでにAltessimo の新譜が店頭に並んでいることになります。早くないか!?!?!!!?!?!!?!??????

 

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 THE IDOLM@STER SideM NEW STAGE EPISODE:07 Altessimo 試聴動画

[ https://youtu.be/1xsedUpxXzU ]

 

 音楽用語で用いられる「attacca」とは、楽章と楽章の間を切れ間なく演奏することを意味します。

 一方、「scenery」とは主に自然の景色を表し、特に美しく印象的なものを指すことが多いそうです。類似した意味の単語との比較から、特定のポイントから見た景色ではなく(×view)、一目で見渡せるようなものではなく(×landscape)、状況や光景といった瞬間的なものではない(×scene)動きや変化のある一つの場面を捉えたニュアンスを含む言葉ととれます。scenery やlandscape は視点の場所は関係なく存在している景色である、という解釈もあるそうです。

 

 また、試聴で公開されている一番サビの歌詞が(この記事を書いているのがCD発売前ですので私のヒアリングができた範囲となりますが)

さあ 悠久と今を織り交ぜた music
探そう 渡そう きこえだす未来
さあ 五線のみぎわに打ち寄せる雲を
並べ 奏で Attacca Scenery

 

 「みぎわ」は“水際” “波打ち際” 、すなわち水と陸地が接しているところを指す言葉です。さらに「五線のみぎわに打ち寄せる雲を」という言葉から、歌い手の視点は雲が流れ着きそれを受け取る陸地の側にあることが想定されます。つまりこの時点で、すでに都築圭は海をでて陸に踏み出し雨や嵐をもたらしうる「雲」すら景色の一部として享受しているととれるのではないでしょうか。

 また、個人の感想ですが 一楽曲としてのAttacca Scenery は何かドラマのテーマ曲にもなりえそうで(CDのドラマパートをきいたらわかるかもしれませんね)、The 1st Movement ~未来のための二重奏~ から始まったAltessimo の楽曲世界の広がりを改めて感じるものであるように思います。

 

 

(ここまで真面目です。以下は本気ではありますが割と飛躍します)

 

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…………………??

 

今回の発表を始めるにあたり、水の性質として「姿を変えゆくもの」ということを挙げさせていただきました。これまで都築圭について考察をしていくなかで、様々な出会いやお仕事、経験を重ねる都築圭の変化の流れと、自然における水の循環を重ねたのですね。

 

といっても、流石に突飛な考えにも思える言葉ですので、改めて都築圭の変化をスライドで振り返っていきます。

 

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 都築……

 

 OnlineSideM学会発表の際、Youtube

「雨とともに地に降り立ち、海へと流れ、空に飛び立ち、成長してまた異なる雨として降り立つ。次の都築さんに注目したいですね。」というコメントがありました。

 私自身も、これからも彼らをの変化を見続けることが楽しみでなりません。

 

 

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 最後に、私の大好きな 都築圭リメンバーショット信頼度MAX台詞 について触れさせていただきたいと思います。

 このカードで都築は、過去の自分を許容しそのうえでこれからも進んでいく意思を自らの言葉でPに伝えてくれます。SideM が積み重ねの物語である、というのは今回のSideM学会のなかでも繰り返し述べられていましたが、こんなにもSideM を体現した言葉が他にあるでしょうか(きっとそれぞれのアイドル、P、事務所にそれぞれの理由と歩みがあると思います)。 何よりも過去を振り返るコンセプトのこのカードで、これまでを見つめこれからの話をしてくれた都築圭を私は誇りに思います。

 そんな都築圭をこれからも見続けたい、彼とともに歩んでいきたい、そう思います。

 

 

 ここまで長々と書いてしまいましたが、少しでもこの記事を読んでくださった方に都築圭の魅力が伝われば嬉しいです。お読みいただきありがとうございました。

 

 学会の感想やNEW STAGE EPISODE については後日記事にするかもしれません。